IHI、業績大幅下方修正の社内調査結果を公表

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IHIは、業績予想を大幅に下方修正したことに関したことから調査している「社内調査委員会」での調査結果を公表した。

調査結果によると、業績予想の修正で「通期営業損失の修正幅570億円に最大で280億円の損失が加わる可能性がある」としたが、総額約850億円に変更は無いとしている。

また、過去の決算訂正の可能性については最大で280億円の損失については「過年度決算訂正の可能性」としていたが、このうち約180億円を2007年3月期決算の訂正とし、残りの約100億円は2008年3月期決算での処理が妥当と判断した。

一方、適時性の観点から慎重に調査した結果、今期に最大で570億円とした損失のうち、約120億円については2007年3月期での処理が妥当と判断、この結果、約300億円が2007年3月期の営業損益の訂正額となる見込み。このうちの約90億円については2006年9月期に損失を計上する。

2007年3月期、2006年9 月期は営業利益、経常利益、税引前利益についてそれぞれ同様の訂正を行う予定だ。

2008年3月期の業績予想は、約100億円損失が増える一方で、約120億円の損失が減額する見通しで、全体では前回予想より約20億円改善する見通し。

これらの結果、2008年3月期通期営業損失は約150億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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