新日本石油精製、ボイラー排出ガス基準超過で対策を関係機関に報告

自動車 ビジネス 企業動向

新日本石油精製は、室蘭製油所のボイラー排出ガスの基準が超過していた問題で、11月8日に実施された胆振支庁による立入検査に基づく指導に従って事実関係の調査、原因究明および再発防止策を同支庁に報告したと発表した。

併せて、同様の指導を受けた北海道産業保安監督部にも同内容の報告をした。

調査結果によるとNOx排出基準超過時間は水素分解装置火災事故時が延べ192時間、ボイラー起動・停止時が延べ24時間。SOxやばいじんの基準超過は無かったとしている。

同所では再発防止策として装置緊急停止時およびボイラー起動・停止時には、燃焼用空気量の低下、燃料の変更および脱硝設備の運転改善を行いNOx低減を図ることとし、これを要領に明記するとしている。

同所では「地域の皆様をはじめ、関係機関の方々にご迷惑、ご心配をおかけいたしました。今後は、再発防止策の徹底をはかり、運転監視・管理体制を強化してまいります」としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る