信越化学、高速加硫型成形用シリコーンゴムを開発

自動車 ビジネス 企業動向

信越化学工業は、従来の約5分の1の速さで加硫(硬化)する高速加硫型成形用シリコーンゴムを開発したと発表した。

新たに開発した高速加硫型成形用シリコーンゴムは、ゴム硬度40度の「KE-594」とゴム硬度70度の「KE-597」の2種類。両製品をブレンドして使用することで、必要な硬度の製品を得られる。

製品は、時間当たりの成形個数を増やすことができるため、金型面数、成形機、人員などのコスト低減や省エネルギー化につながる。また、金型の取り数が少なくなることにより、成形品の寸法精度の向上や不良品の低減につながるほか、加硫剤が添加済みで、前工程が不要だ。

シリコーンは、有機と無機の特性を兼ね備えた高機能樹脂。電気・電子、自動車、建築、化粧品、化学など、幅広い産業分野で高付加価値を付与できる製品として使用されている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る