車外に出たところで足を滑らす? 高齢男性が転落死

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10日夜、富山県南砺市内の国道304号で、金属製ポールに衝突する単独事故を起こしたクルマを運転していた男性が車外へ脱出する際、足を滑らせて約10m下まで転落する事故が起きた。男性は頭部などを強打して死亡している。

富山県警・南砺署によると、警察が事故発生を認知したのは10日の午後7時ごろ。南砺市来栖付近の国道304号で、金属製ポールに衝突する事故を起こし、無人のまま放置されたクルマを通行人が発見。不審に思って周囲を調べたところ、約10m下の空き地に転落している人を発見。警察に届け出た。

転落していたのは同市内に在住する85歳の男性で、近くの病院に収容されたが、間もなく死亡が確認された。発見場所の近くに放置された男性のクルマは運転席側ドアが衝突で破損。助手席側のドアは開け放たれた状態だった。

現場は山間部を通る道路で片側1車線。急なカーブが連続する区間だという。事故直後に通り掛かった人はクルマの運転席に人が座っていることを目撃しており、警察では死亡した男性は助手席側ドアを開けて車外に脱出しようとしたものの、車外に出たところで足を滑らせ、そのまま崖下に落ちたものと推測している。

《石田真一》

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