運転代行で帰宅した男、忘れ物を取りに向かって事故

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福岡県警は10日、福岡県新宮町内の県道で飲酒運転を原因とする追突事故を起こしたとして、61歳の男を飲酒運転などの容疑で逮捕した。運転代行を使って帰宅したものの、酒を飲んだ店に忘れ物をしたために自分でクルマを運転して向かう途中だった。

福岡県警・粕屋署によると、逮捕された男は10日の午後9時30分ごろ、新宮町湊付近の県道で乗用車を運転中、軽乗用車に追突。被追突側のクルマを運転していた男性に軽傷を負わせた疑いがもたれている。

通報を受けて駆けつけた同署員が酒臭いことに気づき、アルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコール分を検出。自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

男は同日の夕方から町内の飲食店で酒を飲み、運転代行を使って一度帰宅していた。しかし、店に携帯電話を忘れていたことに気づき、酔っていることを自覚しながら自分でクルマを運転して店に向かっていたという。

《石田真一》

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