秋田のバス暴走事故で運転者を書類送検

自動車 社会 社会

今年11月、秋田県秋田市内の市道で、待機場所から発進しようとしていた路線バスが暴走。駐車車両など4台へ次々に衝突した事故について、秋田県警は11日、このバスを運転していた58歳の男を自動車運転過失傷害などの容疑で書類送検した。

秋田県警・秋田中央署によると、問題の事故は11月2日朝に発生した。秋田市中通4丁目付近にあるバス駐車場から、秋田中央交通が運行する路線バスが近くのバス停に向けて発進直後にエンジンの回転が上がり、運転手の操作を受け付けない状態となった。

バスは暴走を続け、信号待ちや路上駐車していたクルマ5台と次々に衝突。最終的には近くにある飲食店の外壁に突っ込み、ようやく停止した。この事故で信号待ちしていたクルマに乗っていた26歳の男性が打撲などの軽傷を負っている。バスは回送中のため、乗客はいなかった。

警察では車両検証を行うとともに、このバスを運転していた58歳の男から自動車運転過失傷害などの容疑で事情を聞いていた。車両検証ではバスに異常が発見されておらず、再現性もなかった。検証は今後も続けられるが、運転者の過失として書類送検を決めた。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  2. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
  3. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. 日産『ルークス』に「AUTECH LINE」、新型唯一のブラック内装…225万8300円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る