【パリダカ08】片山右京、横浜ゴムの新型タイヤにショック!

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【パリダカ08】片山右京、横浜ゴムの新型タイヤにショック!
【パリダカ08】片山右京、横浜ゴムの新型タイヤにショック! 全 2 枚 拡大写真
13日、横浜ゴムの新製品『DNA Earth-1』(アースワン)の記者発表会に、片山右京選手が登場。横浜ゴムの支援での、08年ダカールラリー参戦の表明を行った。

横浜ゴムが参戦のために開発した「GEOLANDAR A/T-S(ダカールラリー2008仕様)」タイヤは、片山選手にはカルチャーショックだったという。

「ドバイなどでのテスト走行で、耐熱性や耐久性の高さにはドライバーとして本当に驚きました。なおかつグリップ力があるので、砂漠だけでなくアトラス山脈越えなど、あらゆるステージで力を発揮してくれると思います」

片山選手は、登山で地球環境の悪化を実体験したことから、プロのドライバーとして何かできないかということで、天ぷら廃油を精製した新型燃料による「OSUパリダカ参戦プロジェクト」に参加することにしたという。

07年の初参戦時から横浜ゴムにタイヤを供給してもらっているわけだが、同社に対してただラリーに出るだけでなく、環境に配慮した製品を作ってもらえないかということで話をした。

そうして開発された07年仕様の「GEOLANDAR A/T-S」は、1回目ということでデータが少なかったために頑丈さを念頭に置いて開発された。一般的に、ダカールラリーはパンクやバーストでタイヤが20本は失われるそうだが、わずか2セットで総合68位の完走を果たしたそうである。

今年はさらにいくつかのリクエストをしたという片山選手。あらゆる路面や気候条件に適応する優れた耐久性と耐摩耗性を兼ね備えると同時に、しなやかさがあって走行性能のアップも求めた。

前回は縦バネがやや強いタイヤだったため、それを減らす方向でも頼んだという。結果、開発されたのが「GEOLANDAR A/T-S(ダカールラリー2008仕様)」だ。横浜ゴムが発表した新製品DNAアースワンと同じオレンジオイルを配合されているのが特徴だ。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る