損保協会、加盟会社22社の07年9月中間期決算概況を発表

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日本損害保険協会は18日、協会加盟会社22社の2007年9月中間期決算概況を発表した。

それによると、同中間期決算の特徴は前中間期間と比べて台風災害による保険金の支払いに伴う負担が減少したことから、収益が改善し、保険引受利益は前中間期間の255億円の赤字から91億円の黒字に転じた。

正味収入保険料は活発な荷動きを反映して海上保険が引き続き好調だったが、主力の自動車保険、火災保険が減収になり、全体としては微減の3兆7851億円(前中間期間比0.1%減)となった。

また、正味支払保険金は自動車保険、損害保険等の支払保険金が増加し、同期間比171億円(0.8%)増の2兆925億円。経常収益は保険引受収益が4兆3416億円、資産運用収益が3828億円、その他経常収益が161億円、それに対し経常費用が4兆4878億円だった。

この結果、経常利益は前中間期間の1783億円から744億円(41.8%)増益の2527億円となり、税引後の中間純利益も、前中間期間の1033億円から750億円(72.6%)増益の1782億円となった。

《山田清志》

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