インドのタタがランドローバー、ジャガー落札
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フォードではまだ落札決定を明らかにしていないが、この価格が本当だとするとタタにとってはかなりの「高い買い物」。ランドローバーはかろうじて黒字を計上しているが、ジャガーは赤字の連続で今後数年業績が回復する見込みはない、と業界アナリストらが判断しているブランドだからだ。
それでも世界のプレミアブランドの2つを手にすることで、タタのグローバルポジションが急上昇することは間違いない。現在自動車生産の中心地ともなりつつある中国に続き、インドが世界の自動車工場としてますます注目を浴びることとなる。
《Sachiko Hijikata, US editor》