19歳の巡査が当て逃げ 証拠隠滅も?

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京都府警は19日、宮津署・地域課に所属する19歳の巡査が非番中に当て逃げ(物損)事故を起こしていたことを明らかにした。自車の破損箇所をスプレーで塗装するなどしており、警察では証拠隠滅の意図があったものとみて、この巡査を厳しく追及している。

京都府警・監察官室によると、問題の事故は17日の午後2時30分ごろ発生した。京都市伏見区横大路芝生付近にある自動車用品店から警察に対して「駐車中のクルマが当て逃げされたようだ」との通報が寄せられた。この直後、付近をパトロール中の伏見署員が現場から約300m離れたガソリンスタンドで、後部が破損した不審な乗用車を発見。運転していた少年に職務質問したところ、この少年が宮津署・地域課に所属する19歳の巡査と判明した。

巡査は事故について「知らない」などと話していたが、破損箇所にスプレー塗料が塗布された痕跡があり、このことを指摘されると「事故の発覚を恐れて逃げた」などと容疑を認めたという。警察では巡査を道路交通法違反(安全運転義務違反、事故不申告)容疑で書類送検する方針だ。

警察では「誠に遺憾であり、再発防止に努めたい」としているが、破損箇所にスプレーを塗布した巡査の行為は証拠隠滅とも考えられるため、さらに調べを続けている。

《石田真一》

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