日本伸銅、工場移転・新築資金を調達するため、第三者割当増資

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日本伸銅は、新工場を移転・新築する資金を調達するため、第三者割当増資として新株を発行すると発表した。

同社は道路の収用に伴って、工場を新日鉄の堺製鉄所の敷地の一部を購入して、移転することを決めた。収用にかかる土地売却代金は13億8000万円なのに対して、堺製鉄所の敷地の一部の購入代金は約20億円で、約6億円の資金が不足する。

日本伸銅は、資金不足は第三者割当増資で調達する。第三者割当増資として新株270万株を発行する。割当先は丸紅、三宝伸銅工業、三谷伸銅などを予定で、5億7700万円を調達する。

日本伸銅は、銅、亜鉛などの非鉄金属原料の高騰で、黄銅棒・線の販売価格も大幅に上昇しており、必要資金も急増している。今後も高水準で推移する見通しなため、自己資本の充実を図る狙いもある。

《レスポンス編集部》

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