大同メタル工業は、子会社の大同メタル販売がフィリピンでエンジンリビルド事業を目的とした合弁会社を設立したと発表した。
大同メタルでは、主要製品であるエンジン用軸受の関連ビジネスとして、エンジンリビルド事業を、市場性、需要実績、今後の地理的条件などを考慮し、フィリピンに合弁会社を設立した。
新会社は「ダイドー・リビルト・サービス」で資本金は約1億円。大同メタル販売が55%、現地企業のSymoreが28%、国華商会が10%、サンコートレーディングが7%出資する。
日本の最新エンジン技術に裏付けされたトータルエンジンサービスにより、排気ガス対策やリサイクル化などに寄与することで、既存のリビルド会社との差別化を図っていく。
事業は、当面フィリピン国内でのビジネスに特化するが、近い将来に技術及びコストの優位性などを活かして、先進国向け輸出も視野に入れて事業を展開していく。