【三菱 ランサーエボリューションX 解説】ユーザーの裾野を広げる

自動車 ニューモデル 新型車
【三菱 ランサーエボリューションX 解説】ユーザーの裾野を広げる
【三菱 ランサーエボリューションX 解説】ユーザーの裾野を広げる 全 7 枚 拡大写真

ついに10代目へと進化した三菱『ランサーエボリューション』。ベースボディも4世代目にフルモデルチェンジされ性能面は大幅に進化しているが、その方向性は今までのランサーエボリューションとは少し違ったものになっているようだ。

ランサーエボリューションXの開発責任者を務めた商品企画本部、藤井啓史さんは「ランエボXを開発するにあたり主に注力した点は、機能美を追求した内外装や基本性能向上による走りの進化、そして意のままに操れる高性能です」

「とくに3番目の意のままに操れる高性能については、2ペダルのツインクラッチSSTを新たに採用したり、4WDの性能をさらに進化させたS-AWDシステムを搭載することにより、幅広いユーザーにランエボの走りの楽しさが味わえるようになったと思います」とコメント。

事実、今までのランエボはWRCのベースマシンというイメージがあり、多少マニアックなテイストが強かった。だが、ランエボXはベースモデルが『ギャランフォルティス』に変わり、エクステリアの印象もランエボ独特の迫力を残しながら、洗練された雰囲気を手に入れている。

先の藤井さんのコメントにあるように、AT専用免許でも運転可能なツインクラッチSSTがラインアップされたことで、ユーザーの裾野は大きく広がっている。

当然、走りの性能に関してもキッチリと進化しているので、ランサーエボリューションXは、今までランエボに乗っていた人から、ランエボに興味はあったものの手を出せなかった人にも訴求力があるクルマに仕上がっている。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る