住友電工ハードメタル、メキシコに販売会社を設立

自動車 ビジネス 企業動向

住友電工ハードメタルは、米国の販売統括会社SCI(Sumitomo Electric Carbide)社がメキシコでの切削工具の拡販を図るため、中南米で初の現地法人となる販売会社を設立したと発表した。

メキシコでは、自動車産業を中心に部品加工会社の進出が相次いでおり、これに伴って切削工具の現地需要が拡大している。同社は、これまでSCI社を経由して、メキシコのユーザーに製品を供給してきたが、現地での技術サービスの向上や販路の拡大を目的に、販売会社を設立した。

新会社はスミトモ・エレクトリック・ハードメタル de Mexicoで、メキシコのアグアスカリエンテス市に設立した、資本金は500万ペソ(約5000万円)で、SCIが全額出資した。

新会社は、超硬合金やCBN(立方晶窒化硼素)などの刃先交換式チップや超硬ドリルに加え、昨年買収した米国マスターツール社の鋼工具も取り扱う予定で、幅広い製品ラインアップと技術サービスの提供により、メキシコ市場でのシェア拡大を目指す。新会社は2010年に売上げ15億円が目標。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る