交通トラブル、心臓に持病を持つ被害者が死亡

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埼玉県警は11日、クラクション鳴動を巡る交通トラブルからタクシー運転手の男性に暴行を加えたとして、40歳の男を暴行の現行犯で逮捕した。運転手の男性は収容先の病院で死亡しており、警察が死因を調べている。

埼玉県警・草加署によると、事件が起きたのは11日の午前3時15分ごろ。草加市高砂付近の市道を走行していたタクシーが、前方で蛇行運転していた自転車に注意を喚起しようとクラクションを鳴らしたところ、この自転車は転倒した。

タクシーは事故を回避するために停車したが、自転車に乗っていた40歳の男は65歳の男性運転手を車外に引きずり出し、胸倉をつかんでボンネットの上に押し付けて罵声を浴びせた。危険を感じた乗客が110番通報し、男は駆けつけた同署員に暴行の現行犯で逮捕された。逮捕当時の男は泥酔状態だったという。

運転手の男性は暴行の最中に意識を失っており、近くの病院に収容されたが、約1時間後に死亡した。心臓に持病があったとされており、警察では司法解剖を行って死因の特定を進めるとともに、暴行との関連も調べる方針だ。

《石田真一》

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