12日朝、山形県山形市内の国道286号を走行していた大型トラック(キャリアカー)が対向車線側に逸脱し、そのまま道路右側にある民家の敷地内に突っ込んだ。この事故で車庫の屋根や壁の一部が壊れたが、負傷者は出なかった。
山形県警・山形署によると、事故が起きたのは12日の午前7時50分ごろ。山形市滑川付近の国道286号を走行していた大型トラック(キャリアカー)が道路左側の縁石に接触。その弾みで対向車線側に逸脱し、道路右側に立つ電柱2本をなぎ倒し、さらには民家の敷地内に突っ込んだ。
トラックは敷地内にある駐車場の壁や屋根の一部を破壊して停止。家屋には影響が無く、事故による負傷者も出なかった。警察では運転していた32歳の男性から事情を聞いている。
現場は緩やかな右カーブ。調べに対して男性は「凍結路面でスリップし、曲がりきれずに縁石にぶつかったようだ」などと話しているという。