アメリカで、政府がプロモートするグリーンカーによるエコレーシングシリーズの実現が検討されている。
これはEPA(連邦政府環境保護局)とエネルギー省が中心に進めている構想で、グリーンカーのみが出場するメジャーレーシングシリーズ。スタイルとしてはルマン形式だが、代替燃料を使って走る車のみが参加できるという。
レースカーは新たなテクノロジーの開発、また一般の販売にも刺激を与える存在。そのため、グリーンカーレーシングを行うことでより効率的なエコカー開発、また一般への啓蒙も行える、というのが狙いだ。
すでにGM、ホンダ、アウディ、アストンマーチン、マツダ、ポルシェが最初のシリーズに出場登録しており、政府の計画はEUでも同様のシリーズを展開し、ヨーロッパ、アジアなど各国政府の協力を得ることも含んでいる。
具体的な開催日時などは未定だが、アメリカではインディカーシリーズなどと並ぶ人気レーシングシリーズとなる可能性も。