釣りはいらん…で、タクシー運転手と客がトラブルに

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14日深夜、高知県高知市内でタクシー運賃の支払いを巡って運転手と客の男がトラブルとなり、運転手が顔面を殴打されて軽傷を負う事件が起きた。警察では暴力団員の男を逮捕した。多すぎた運賃を返還しようとした際にトラブルになったという。

高知県警・高知署によると、事件が起きたのは14日の午後10時50分ごろ。高知市中宝永町付近の市道で「タクシー運転手と客の男が口論をしている」という内容の110番通報が通行人から寄せられた。

駆けつけた同署員が泥酔状態で暴れていた40歳の暴力団幹部の男を発見。61歳の男性運転手は顔面を殴打され、唇を切る軽傷を負っていることが現認されたため、男を傷害の現行犯で逮捕した。

調べに対して運転手は「運賃の支払いを巡ってトラブルになった」と証言。しかし、運賃の踏み倒しではなく、約1000円の運賃に対し、男が1万円を差し出したことが発端になった。男は「釣りはいらない」と言ってクルマを降りたが、多額の受け取りで後日のトラブルになることを恐れた運転手が男の後を追いかけ、釣りを渡そうとしたという。

だが、男は運転手の行動に激怒。「いらないと言っているだろうが」と暴れ出し、そのうちに揉み合いになったらしい。調べに対して男は「どうして逮捕されるのかわからない」と供述しているようだ。

《石田真一》

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