圧雪路面でスリップ、同じ場所で路線バスが2度の衝突

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15日朝、山形県金山町内の町道を走行していた山交バスが運行する路線バスが凍結路面でスリップし、民家のブロック塀に衝突する事故が起きた。事故発生の一報を受け、同社が手配した代替車両もスリップ、同じ場所に衝突している。

山形県警・新庄署によると、事故が起きたのは15日の午前8時ごろ。金山町上台付近の町道で、丁字路交差点を左折しようとしていた山交バスが運行する路線バスがスリップ。曲がり切れずに直進し、正面にある民家のブロック塀に突っ込んだ。バスには乗客乗員合わせて7人が乗車していたが、このうち16歳の女子高校生2人が車内で転倒。顔面や頭部を打撲する軽傷を負った。

バスは小破したため、近くの営業所から代替車両を現場に派遣したが、このバスも同じ場所でスリップ。1台目とほぼ同じ場所に突っ込んだ。減速していたために車体への被害は軽微なもので済み、1台目に乗っていて無事だった4人と、近くのバス停から乗車予定だった小学生児童約10人を乗せ、目的地に向かっている。

現場は緩やかな下り坂。事故当時の路面は圧雪状態だった。バスは冬タイヤを装着していたが、チェーンは装着していなかった。警察では1台目のバスを運転していた44歳の男性運転手から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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