VWの北米向けミニバン『ルータン』…クライスラーとの提携

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VWの北米向けミニバン『ルータン』…クライスラーとの提携
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独フォルクスワーゲン(VW)は、自身が最重要と認識するアメリカ市場に、また大きな一歩を踏み出す。来る2月のシカゴモーターショーで、クライスラーグループと共同開発した新型ミニバンの『ルータン』を発表する。1月16日、VWが発表した。

「ルータン」という車名は英語の「ルート」=道と、VWでミニバンを意味する接尾辞の「アン」との合成語だ。カナダ、オンタリオ州ウィンザーにあるクライスラー工場で生産される。

ルータンのデザインは内外とも明確なVWコンセプトを維持するというが、商品企画は北米市場向けだ。それゆえ定員7人となり、全長が5mを超えるそうだ。北米での“マイクロバス”復活の噂はかねてから浮かんでは消えていた。

VWには、ルータンと、やはり北米市場向けに企画された『パサートCC』によって、北米市場での販売台数を増やす意図がある。2018年までにはこの市場だけで年間80万台を販売する予定だ。

なおVWは、欧米市場ではフォードとのジョイントベンチャーで、同じくミニバンの初代『シャラン』を1990年代後半に開発・生産した実績がある。

《高木啓》

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