【デトロイトモーターショー08】マツダ RX-8 正常進化を遂げる

自動車 ニューモデル モーターショー
【デトロイトモーターショー08】マツダ RX-8 正常進化を遂げる
【デトロイトモーターショー08】マツダ RX-8 正常進化を遂げる 全 8 枚 拡大写真
北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)でマイナーチェンジを受けたマツダ『RX-8』が発表された。

エクステリアに関してはフェンダーを含めてフロント回りを一新。リアはバンパー形状やエクゾーストパイプが変更され、リアコンビネーションランプはLED化された。アルミホイールも5スポークの新デザインになっている。

片渕昇主査によると新型のエクステリアデザインは、「RX-8のテーマを大きく変えずに、機能的な改善を狙った変更を行いました。CD値の改善とともに、大型化したフロントグリルとサイドのオイルクーラーの開口部で冷却効率をアップ。フロントフェイスに関しては大人しいテイストのベースモデルとアグレッシブな『タイプRS』の2種類を用意しました。」

ラインナップは既存の「スポーツ」、「ツーリング」、「グランドツーリング」の3グレードに、より走りを強調する「R3スポーツパッケージ」(日本国内:タイプRS)が加わった。

「18インチモデルはタイヤとダンパーのチューニングを煮詰めました。タイプRSに関してはBBS社製19インチアルミ鍛造ホイールとビルシュタインダンパー、フロントサスにウレタンを充填したクロスメンバーを採用しました。40周年記念に限定発売したモデルでは、全体のバランスを重視したチューニングを施しましたが、それに比べ、こちらはよりハンドリング性能を上げ、キビキビした走りが楽しめるパッケージングにしています」とのことだ。

インテリアではステアリングホイール、シートのデザインを一新。タコメーターにはエンジンが作動温度に達すると現れる「可変レッドゾーン」が加わり、従来はポップアップ式だったナビがセンター固定式になるなど、インパネとセンタースタックのデザインも改められた。

6速MTの232hp仕様と5速スポーツATの212hp仕様のエンジンスペックには変更がないのだが、アペックスシール類の変更などでオイルの消費量を押さえ、オイルポンプを機械式から電動に変更することで、冬場の始動性を良くするなどリライアビリティの向上が図られた。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  3. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  4. スバル、米国顧客満足度指数調査で総合1位…安全性部門は6年連続首位
  5. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る