【新聞ウォッチ】気になる株価暴落、午前トヨタ5000円、ホンダ3000円一時回復

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年1月23日付

●米、0.75%緊急利下げ、市場、力不足の見方 NY株一時460ドル安(読売・1面)

●温室ガス「国別削減目標」提唱へ 首相、ダボス会議演説で(読売・2面)

●株安で鳩山兄弟、同時損失(読売・4面)

●居眠り運転、車が監視、トヨタ新技術、目を閉じ続けると警告音(読売・8面)

●社説:ガソリン税率、政府案も民主案も反対だ(朝日・3面)

●ガソリン暫定税率問題、民主、戦術変更へ、道路一般財源化に焦点(産経・2面).

●市場強まる不安感、優良株下げ幅顕著、トヨタ、大台5000円割れ(産経・3面)

●日本経団連副会長人事、全日空会長ら起用へ(産経・8面)

●トヨタ労組一時金要求、前年並み(産経・8面)

●GM、中国でハイブリッド車、現地生産年内発売(日経・9面)

ひとくちコメント

世界的な株価暴落に歯止めがかからない。各紙に掲載されている株式欄をみると気分が悪くなる投資家も続出しているようだが、中でもカラー刷りのきょうの産経は露骨である。昨年来の高値には赤色の棒線、安値には青色の棒線で表示されるが、紙面のほぼ全面が青色に変わっている。

これをみて「青ざめた」などと洒落を言う余裕すらない危機的な状況下だ。22日朝(日本時間22日深夜)にはFRB(米金融当局)による0.75%という緊急大幅利下げを実施したものの、ダウ工業株30種平均は前週末終値比128ドル安の1万1971ドルと1万2000ドルをあっさり割り込み、ほぼ1年3か月ぶりの安値水準で取引を終えた。

もっとも、きょうの東京株式市場は2日連続の急落から猛反発して、午前10時現在、日経平均株価は1万3000円台。トヨタも5000円、ホンダも3000台を回復している。この回復がどこまで持続するのか。ノー天気な発言をする政治家がハンドリングをしている日本は、「これで下げ止まる」と、判断するのは早計のようにも思えるが……。

《福田俊之》

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