21日未明、山梨県甲州市内にあるJR中央本線の踏切で、遮断機作動後に踏切内へ進入してきたとみられるバイクと、通過中の下り貨物列車が衝突した。この事故でバイクを運転していた18歳の男性が死亡している。
山梨県警・日下部署によると、事故が起きたのは21日の午前1時55分ごろ。甲州市塩山下塩後付近にあるJR中央本線の踏切で、通過中の下り貨物列車(川崎貨物発/南松本行き、13両編成)と、踏切内に進入していたバイクが衝突した。
バイクを運転していた18歳の男性は列車にはねられ、間もなく死亡。列車は安全確認などのため、現場に約2時間30分停車したが、未明の時間帯で後続列車が朝まで無いことから、運行ダイヤへの影響は最小限だった。
現場は警報機と遮断機が設置されており、事故当時も正常動作していたとみられる。警察では男性が強引に踏切へ進入した可能性が高いとみている。