GMは、デトロイトモーターショーのプレスカンファレンスで、プラグインハイブリッドを含む3車種を発表した。
はじめに、オペルブランドで生産しているSUV『ANTARA』サターン版OEM車、『VUE』のハイブリッドモデルが登場。
昨年のロサンゼルスモーターショーで登場済みのもので、3.6リットルV6ガソリンエンジンとリチウムイオンバッテリー&モーターによる“2モード”ハイブリッドシステムを搭載する。SUVだが駆動方式はFF。
“2モード”システムはトヨタプリウスと同様のシリーズ方式で、停止中はアイドリングストップ、低速ではモーターのみで走行、ブレーキには回生機構が備わる。システム合計馬力は250hp、3500lb(約1.6t)の牽引能力を発揮するという。なお、ハイブリッド搭載のAWDモデルは2009年に導入の予定だ。
次に登場したのはそのプラグイン版。パワートレイン・品質部門担当のGMグループ副社長Tom Stephens氏が自らコンセントを挿すポーズを披露。「低速・短距離の走行が多いユーザーにはプラグインのメリットは大きい。(プラグイン、非プラグインの2つのハイブリッドを用意することに関して)消費者の利用ニーズに応じて幅広い選択肢を用意する」とTom Stephens氏は述べた。
続いて登場したのはこちらも昨年のフランクフルトモーターショーにおいてオペルブランドで登場した『Flextreme』だ。バッジがサターンのものに変わっている以外にオペル版との違いはない。