青森-函館高速フェリー、2番船は『ナッチャンWorld』

自動車 ビジネス 企業動向
青森-函館高速フェリー、2番船は『ナッチャンWorld』
青森-函館高速フェリー、2番船は『ナッチャンWorld』 全 3 枚 拡大写真

東日本フェリーは23日、世界最大級の高速フェリー『ナッチャンRera』に続き、2008年ゴールデンウィークに青森 - 函館航路にデビューする、同型2隻目の船体イラストと船名を決定、発表した。船名は『ナッチャンWorld』。

船体イラストは07年11月に「パレード」というテーマで公募され、応募総数538点から18名のイラストを採用、イラストレーター山岡敏和さんにより審査および船体へレイアウトされた。

「ナッチャンWorld」の船名について東日本フェリーは、同型1隻目のナッチャンReraが「ナッチャン」と呼んで親しまれたため、2隻目も「ナッチャン」を踏襲することにより2隻の“姉妹感”を協調したいと考えた。そして世界中から集まった仲間たちがパレードする船体イラストから連想し、「Rera」に代わる表現を「World」とした。

ナッチャンReraからの大きな変更点として、ナッチャンWorldのエグゼクティブクラスは、客席を座席ではなく2 - 4名が入れるブーススタイルとした。靴を脱いで足を伸ばし、横になることができる。

高速フェリーが2隻体制になることにより、利用者のニーズに沿った運行ダイヤを組みやすくなる。またナッチャンWorldデビューにあわせて、青森ターミナルが新設される。

●船名:ナッチャンWorld
(なっちゃん・ワールド)
●船型:双胴型高速船、アルミ軽合金製
●造船所:インキャット社
(オーストラリア、タスマニア州)
●竣工:2008年4月
●就航:2008年ゴールデンウィーク前後
●全長:112.0m
●船幅:30.5m
●総トン数:約1万0700トン
●載貨重量トン:約1500トン
●最大搭載人員:800名
●最大搭載車両数:約350台
(普通乗用車換算)
●航海速力:約36ノット
(=約67km/h。満載時)
●推進器:ウォータージェット4機
●就航航路:青森 - 函館
●座席クラス
エコノミー:568席
ビジネス:112席
エグゼクティブ:2名定員×22ブース、4名定員×14ブース
●船内設備:カフェ、バー、ショップ、キッズルーム。船内はバリアフリー設計

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産がエルグランドなど新型4車種投入へ…NISSAN START AGAIN
  2. 「戻せばOK」は通用しない! 現代チューニングの合法ルールとは~カスタムHOW TO~
  3. その“黄色い枠”も隠せます! 必見のナンバーフレーム最新アイテム5選[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  5. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  4. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る