ホンダの米国部門は、新型『プレリュード』に『シビック タイプR』のサスペンション技術を採用すると発表した。新型プレリュードは2025年内に米国のディーラーに到着予定とし、日本では今秋の発売を予定している。
新型プレリュードには、シビック タイプRの革新的なデュアルアクシス フロントサスペンション、ワイドなフロント・リアトレッド、ブレンボ製フロントブレーキが搭載される。このデュアルアクシス フロントサスペンション設計は2017年のシビック タイプRで初めて導入されたもので、タイプR以外のモデルに採用されるのは今回が初めてとなる。
サスペンションとブレーキシステムは新型プレリュード専用にチューニングされ、スポーティでありながら快適なグランドツーリング体験を実現する。

初の電動化プレリュードには、2025年北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した『シビック ハイブリッド』と同じ、滑らかで反応性に優れたホンダの2モーター ハイブリッド電動システムが搭載される。
このハイブリッドシステムには、革新的な新しいホンダS+シフトシステムが初めて組み合わされる。このシステムはリニアシフトコントロールをさらに進化させ、プレリュードのスポーティでありながら快適なGT体験を向上させる。
新しい第6世代プレリュードは、比類のない走行ダイナミクスと運転する楽しさを含む高いレベルのドライバーの興奮と関与を実現しながら、日常運転でも快適性を保つ、としている。