トヨタの瀧本副社長、「理想の乗り物は筋斗雲」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタの瀧本副社長、「理想の乗り物は筋斗雲」
トヨタの瀧本副社長、「理想の乗り物は筋斗雲」 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車の瀧本正民副社長は29日、新化学発展協会の20周年特別シンポジウムで講演を行った。テーマは「サステイナブル・モビリティに向けたトヨタの環境安全技術」。

その講演の冒頭、瀧本副社長は「私の理想の乗り物は筋斗雲」と述べ、会場に詰めかけた約450人の聴衆を驚かせた。筋斗雲については詳しく述べるまでもないが、孫悟空が使用している雲の乗り物のことである。

「筋斗雲は自由に形を変えられ、100%リサイクルが可能で、エネルギーは自然エネルギー。まさしく環境、安全、運動性能などすべてを兼ね備えた究極の乗り物」と強調し、「筋斗雲のような素材が開発できたら、トヨタが全部買い取らせてもらいます」と付け加え、会場の笑いを誘った。

その後、瀧本副社長はトヨタの環境安全技術についての取り組みをスライドを用いながら話し、最後に昨年の東京モーターショーで披露したパーソナルモビリティ『i-REAL』(アイリアル)の映像を流した。瀧本副社長によると、アイリアルは筋斗雲をイメージして製作したとのことだ。

そしてシンポジウム後のレセプションでは、化学会社の首脳が瀧本副社長に次々挨拶する光景が見られた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る