新日本石油の第3四半期決算…利益2倍 ガソリン価格引き上げ成功

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新日本石油が発表した2007年4 - 12月期の連結決算は、当期純利益が前年同期比89.4%増の1357億円となり、2倍近くに増えた。

石油製品等の販売状況は、低燃費車の普及などに起因してガソリンの需要が減少したほか、燃料転換の進展などの影響を受けて、産業用燃料の需要も減少した。一方で、原子力発電の稼働減などに伴う電力用C重油・原油の需要増に加えて、輸出が好調に推移した。この結果、他石油会社との相互融通取引などを除いた販売数量は5137万キロリットル、同2.4%増となった。

このため、売上高は同8.9%増の5兆3178億円、営業利益が同71.8%増の2235億円、経常利益が同57.5%増の2445億円だった。ガソリン卸価格の大幅な引き上げで収益率が大幅に改善した。

通期業績見通しも上方修正し、売上高は同12.6%増の7兆4600億円、営業利益が同69.1%増の2700億円、経常利益が同49.0%増の2780億円、当期純利益が同110.8%増の1480億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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