【日産スポーツ】底辺の拡大と海外でのモータースポーツ活動の継続

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【日産スポーツ】底辺の拡大と海外でのモータースポーツ活動の継続
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日産自動車およびニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ)は、1月31日に08年のモータースポーツに関する記者会見を開催した。

SUPER GTのGT300クラスに関しては、プライベーター支援として、GT300仕様の『フェアレディZ』(Z33)で参戦するチームへの技術支援を行うことを発表。08年シーズンのGT300クラスで同車を走らせるチームについては、今回は具体的な発表はなかった。

ファインチューニングマシンによる耐久レースのスーパー耐久シリーズについては、STクラス1とSTクラス3に同カテゴリー仕様のフェアレディZ(Z33)でプライベート参戦するチームに対し、技術支援を行うとした。こちらも具体的な参戦チーム名の発表はなし。「R35」型『GT-R』での参戦が噂されていたが、今シーズンはなくなった模様である。

日産の入門レースであるマーチカップレースの充実も図られる。各車へのデータロガーの標準装備が行なわれる形だ。またレース前には、マーチカップカーを使用した「日産レーシングスクール」を開催。エキスパート、ミドル、ビギナーに加え、レーシングカーの運転経験のない人でも参加できる初心者クラスも新設した。スクールのレンタル車輌にはGPがS搭載され、走行ラインが記録される仕組みだ。

海外での活動は、06シーズンより『ティーダ』で参戦中の中国サーキット選手権(中国の最高峰レース)のツーリングカー(1600cc)クラスに参戦する東風汽車有限公司(東風日産)に対し、引き続き技術支援を実施。ニスモはエンジン、ミッション、足回りの開発といった技術支援を行う。東風日産は、中国のトップチームのギアスポーツと引き続きパートナーシップを結び、レースに参戦する。

また南アフリカ日産は、7年連続でドライバー王座を獲得している南アフリカオフロード選手権に、『ナバラ』で出場。南アフリカプロダクションカー選手権には、フェアレディZで出場するとしている。

そのほか、3月1日(土)・2日(日)に、毎年恒例の横浜赤レンガ倉庫でのモータースポーツイベントが行われることも発表された。

《デイビー日高》

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