1月31日に行われた日産自動車およびニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ)の記者会見では、若手ドライバー育成「ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム」(NDDP)に関する発表もあった。
世界で活躍できる若手ドライバー育成を目的として、日本の3大メーカーが協力して06シーズンから始めたフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)に対し、日産自動車は08シーズンも協賛するとした。同カテゴリーは、主催者がエンジンを一元管理する仕組みを採用しているが、そのメンテナンス業務をニスモが担当することも合わせて発表されている。
日産スカラーシップ対象ドライバーに関しては、千代勝正(ちよ・かつまさ:20歳)、佐藤公哉(さとう・きみや:18歳)、佐々木大樹(ささき・だいき:16歳)、山下雅之(やました・まさゆき:22歳)の4名を選出。FCJへの参戦サポートを実施する。
昨年、日産アドバンススカラーシップ対象ドライバーとして、フォーミュラ・ルノーUKに参戦した山本龍司(やまもと・りゅうじ:19歳)に対しては、今年も同スカラーシップの対象とすることが発表された。昨年、シリーズ14位で終わったフォーミュラ・ルノーUKに再度参戦するとしている。