1月28日午後、静岡県浜松市中区内の市道を走行していたゴミ収集車の後部手すりにつかまりながら歩いていた男性作業員2人が転倒。このうち1人が頭部を強打し、意識不明の重体となる事故が起きた。警察では運転していた26歳の男性から事情を聞いている。
静岡県警・浜松中央署によると、事故が起きたのは1月28日の午後0時25分ごろ。浜松市中区中沢町付近の市道を走行していたゴミ収集車の後部手すりにつかまり、小走りで進行していた34歳と28歳の男性作業員がひきずられるようにして転倒した。
このうち34歳の男性は路上に転倒した際に頭部を強打。近くの病院に収容されたが、意識不明の重体となっている。28歳の男性は顔などを打撲する軽傷を負っている。警察ではゴミ収集車を運転していた26歳の男性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。
2人は収集車の後部手すりにつかまりながら歩いていたが、収集車が何らかの原因で加速。小走りになりかけたが、その際に転倒したものとみている。同様の事故は全国で相次いでおり、後部手すりにつかまったり、ステップへの乗車を禁じている自治体も多い。