デンソー、網走市で車車間通信の公道試験を実施へ

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デンソーは、総務省によるユビキタス特区認定を受けて、4月から網走市で車車間通信の一般道路試験を開始すると発表した。

車車間通信は、車両に搭載した通信機同士が電波を交信して情報を送受信する技術で、衝突事故防止システムなどへの活用が期待されているITS技術。4月から実施する試験では669-679MHzのUHF帯と5811.5 - 5828.5MHz帯の電波を利用し、安定した通信状態を確保できるよう、車載通信機の性能と信頼性を高める。

試験を実施する網走市には、デンソー網走テストセンターのテストコースがあり、一般道路とテストコースでの試験の結果を効率的に対比することが可能。また、同市は高低差のある地形に国道、市道が混在しており、冬季には吹雪などによる視界不良時の試験も可能なため、協力を依頼した。試験期間は2011年3月までの予定。

総務省による今回の特区認定により、デンソーは「路車間および車車間通信による安全運転支援システム」の実証実験にも、通信機の提供などを通じて参加する。

《レスポンス編集部》

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