ヤマハ12月期決算…売上高、営業利益が過去最高 二輪やマリンなどが好調

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ヤマハ発動機が発表した2007年12月期連結決算は、売上高が前年同期比11.0%増の1兆7567億円、営業利益が同2.8%増の1270億円となり、過去最高となった。

経常利益は同11.9%増の1403億円、最終利益は、米国子会社の製造物賠償責任引当金特別繰入額を計上したことから、同7.8%減の712億円だった。

事業セグメント別の売上高は、二輪車事業がインドネシア、ベトナム、ブラジルなどで好調に推移したため1兆0562億円、同15.5%増となり、初めて1兆円を超えた。マリン事業は米国でのウォータービークルや欧州での船外機が好調で同8.8%増の2899億円、特機事業は米国での四輪バギーの販売は減少したものの、サイド・バイ・サイド・ビークルの販売が大幅に増加して同6.1%増の2656億円だった。その他の事業はIM事業の販売減で同3.5%減の1450億円にとどまった。

収益では、販売管理費の増加で528億円、商品構成変化などで103億円、研究開発費の増加で75億円などの減益効果があったものの、為替差益402億円、売上増で317億円、原価低減で128億円などの増益効果がカバーし、7年連続の営業増益で過去最高だった。

今期の見通しは、売上高が1兆8300億円、営業利益が1030億円、経常利益が1100億円、当期純利益が590億円を計画している。売上高は10年連続の増収で過去最高を見込むが、営業利益、経常利益、当期純利益は減益となる見通し。

《レスポンス編集部》

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