【スバル ボクサーディーゼル】ガソリンエンジン並みのスムーズさ

自動車 ニューモデル 新型車
【スバル ボクサーディーゼル】ガソリンエンジン並みのスムーズさ
【スバル ボクサーディーゼル】ガソリンエンジン並みのスムーズさ 全 6 枚 拡大写真

今回欧州で手にしてみた「スバル ボクサーディーゼル」の印象だが、ディーゼルエンジンなのに静かでかつ振動がないようすに驚く。まるでガソリンエンジンのようなスムーズなエンジンフィーリングなのだ。

【画像全6枚】

5速MTのトップギア3000rpm時で150km/h。このレベルの速度域ならまさに余裕たっぷりといった印象だ。

5速MTのトランスミッション(近い将来6速MTも視野に入れている)のシフトフィーリングもシフトレバー長を10mm短縮するなどして、ショートでカチッと決まるスポーティで扱いやすいものになっていた。

車両全体のとりまとめを手がけた増田年男プロジェクト・ゼネラルマネージャーによると、発進時の極低回転では、2リットルという排気量がライバルの欧州勢に対して小さいため(他モデルは2.2リットル以上)トルクに劣りやや扱いにくい面がある、との説明だったが、実際に走り出してみると少しだけエンジン回転を高めでクラッチをミートしてやるだけで(それでも約1100rpm)問題はなくなり、個人的に使いにくさは感じなかった。

ただ、その排気量の差を可能な限りカバーするためにターボチャージャーを専用開発したとのことだが、これが2000rpm以前からしっかりと過給をし始め、必要以上のトルクを搾り出している。

ところで、気になる日本への導入の時期だが、なんとか聞き出そうと間合いを計り何度か質問をぶつけてみたのだが、結局のところ聞き出すことはできなかった。ただ、現状欧州以上ともいわれる厳しい日本の排気ガス規制もあるが、高価なディーゼルエンジンの、生産コストとの兼ね合いもあるようだ。つまり、今回欧州で成功を納められれば、日本導入にも拍車がかかるものと思われる。

これまで、欧州勢に劣ると思われていた国産ディーゼルエンジン事情だが、ボクサーディーゼルユニットを見るにつけ、一筋の光明が見えたといえそうだ。

《松田秀士》

松田秀士

成仏する直前まで元気でクルマを運転できる自分でいたい。「お浄土までぶっ飛ばせ!」をモットーに、スローエイジングという独自の健康法を実践する。これまでにINDY500に4度出場し、ルマンを含む世界4大24時間レース全てに出場経験を持つ。メカニズムにも強く、レースカーのセットアップや一般車の解析などを得意とする。専門誌等への寄稿文は分かりやすさと臨場感を伝えることを心がけている。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ、WEC富士でル・マン優勝車や新型スーパーカー『GR GT』を展示 9月25日-27日
  2. ダイハツ『ムーヴ』など3車種1万台にリコール… 内装材が燃焼基準に不適合
  3. 人気ミニバンが2027年にも大進化へ! トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発1.5LエンジンHEVか?
  4. マツダ『ロードスター』次期型は1000kg級の軽さ追求、BEVも視野に
  5. 三菱『デリカD:5』約2万台にリコール…メーターが表示されない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 「発想が素晴らしい」ヤマハが開発した保育現場向け「電動アシストお散歩カー」が話題に、「補助金回して」の声も
  5. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
ランキングをもっと見る