【新聞ウォッチ】日本自動車会議所が懇談会、与野党“呉越同舟”

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年2月7日付

●スーパーチューズデー、民主指名争い決着せず、共和、マケイン氏が王手(読売・1面)

●道路財源にらみ合い、衆院の法案修正 困難の見方 民主「まず国会審議」与党「対案の提出を」(朝日・4面)

●国内初の高濃度バイオ燃料車、日産、公道テストへ(毎日・8面)

●トップこのごろ:新ハイブリッド車でばん回、ホンダ・福井威夫社長(毎日・8面)

●首都高500-1000円検討距離別料金、上限引き下げ(産経・3面)

●自動車窃盗団11人摘発、千葉県警被害1200件18億円か(東京・29面)

●自動車7社、営業増益4-12月新興国がけん引(日経・9面)

●国内新車販売ホンダ3%増64万台 今年の目標4年ぶりプラス、新型4車種投入(日経・11面)

●1月新車販売「ワゴンR」首位 3か月ぶり(日経・11面)

ひとくちコメント

揮発油税などの暫定税率の存廃問題で、自民、公明両党が民主党に10年間の延長を盛り込んだ租税特別措置法案への対案を提出するよう求めるなど、新たな動きもみられるが、「与野党協議の行方は不透明感が漂っている」(毎日)のが現状だ。

きょうの朝日も「道路財源にらみ合い」との見出しで、「7日から予算案の審議が本格化するが、衆院段階での修正は困難との見通しが強まっている」と報じている。

そんな中、6日夜、都内のホテルで日本自動車会議所主催の「春の懇談会」が開かれた。自動車業界の関係者をはじめ、政界からも森喜朗元首相、江田五月参院議長ら与野党の大物議員も多数出席。

豊田章一郎会長(トヨタ自動車名誉会長)の挨拶に続き、冬柴鉄三・国交相、甘利明・経産相らがスピーチを述べた。ただ、両大臣とも今国会の最大の焦点である道路特定財源問題については“呉越同舟”の懇談会という空気を読んでか、玉虫色の表現にとどまっていた。

《福田俊之》

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