燃費向上グッズに排除命令---19社に対し公正取引委員会

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燃費向上グッズに排除命令---19社に対し公正取引委員会
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公正取引委員会は8日、自動車の燃費向上などを標ぼうする商品の製造販売・卸売業19社に対し、排除命令(不当な表示の禁止など)を行なった。商品の燃費向上に合理的な裏付けがなかったという。

公正取引委員会によると対象商品はいずれも、自動車の燃料に混入させたりすると自動車の燃費が向上するとし、包装容器や台紙に燃費が向上するかのような表示がある。表示された向上率は5 - 40%。

公正取引委員会は表示の裏付けとなる合理的な根拠の提出を19社に求めた。19社は資料を提出したが、合理的な根拠を示していないとされた。

事業者名(特記以外製造販売)『商品名』
●ソフト99コーポレーション『ギガスマルチパワータブレット』※
●奈良健康堂『ランナップ』※
●ル・モンド『エコストラップ』※
●ニッポンエミール『ハイオクくん』
●ニューイング『燃良太郎』
●オージーシステム『ハイパーグローブ』
●コムテック『マグチューン』
●ZERO-1000『パワーネオプロフェッショナル』
●すばるメディア『起爆水』
●ピエラス(卸売)『起爆水』
●高野自動車用品『サイクロン3』
●インテークマジック『インテークマジック』及び『アウターマジック』(セット販売)
●バッファロー『フューエルバンクEVO. II』
●コアーズインターナショナル(卸売)『フューエルバンクEVO. II』
●リッツコーポレーション『リッツパワーシフトMS-001』
●リッツソリューション(卸売)『リッツパワーシフトMS-001』
●サン自動車工業『ホットイナズマポケット』
●スカイフィールド『ネオソケットエコ』
●レミックス『エコサンダー』

※すでに表示を終了しているが、排除命令は過去の表示も対象とする。

《高木啓》

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