昭和シェル石油は、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)に共催して、「エネルギー持続性への挑戦」をテーマとした公開シンポジウムを3月10日に丸ビルホールで開催すると発表した。
同社は2007年2月から東京大学を中心とするネットワーク型国際研究拠点であるIR3Sに3人の研究者を派遣、「エネルギー持続性フォーラム」を立ち上げた。同フォーラムは持続可能な社会のための長期的なエネルギービジョンや戦略の構築を目指すもので、今回のシンポジウムはこの趣旨に沿って開催するもの。
シンポジウムでは、広範にわたりエネルギーに関連する課題に取り組んでいる東京大学の代表的な研究者が、21世紀のエネルギー供給体制について様々な可能性を検討する。また、産学交えたパネルディスカッションではアジアに着目し、エネルギーの持続性に向けた課題解決策を提言する。シンポジウムへの参加は無料。