アイシン精機は、本社に隣接する「アイシン コムセンター」で地域の子供たちを招き「第6回アイシンものづくり広場」を開催した。
アイシンものづくり広場は、同社が進める企業市民活動の一環として「科学離れ」が進むと言われる子供たちに、ものづくりを通して科学のおもしろさを知り、興味を持ってもらうことを目的に2002年から開催している。
6回目の今回は、刈谷市内の小学生や、西尾・安城・碧南各市の発明クラブ員の子供たちなど61人が参加し、静電気について学んだ。子供たちは最初に静電気の性質について学習した後、実際に静電気モーターを各自で製作し、試運転を行った。
参加した子供たちは、「アルミ缶にアルミ箔を貼るのが難しかったけど、回ったときとてもうれしかった」、「長く回るように工夫するのが楽しかった。また参加したい」など、楽しみながら科学について関心を高めた様子だったとしている。
アイシンでは今後も、青少年の育成、街づくり・地域発展、自然・環境保護の3つを重点分野に、積極的な企業市民活動を展開していく方針だ。