降りた遮断機に気づくのが遅れ、列車と衝突

自動車 社会 社会

10日夜、東京都大田区内にある京浜急行電鉄・空港線の踏切で、遮断機が作動した後に踏切内へ進入してきた大型トレーラーと、下り急行列車が衝突した。トレーラーは約30m押し出されて大破。運転していた44歳の男性が軽傷を負った。

警視庁・蒲田署によると、事故が起きたのは10日の午後8時20分ごろ。大田区南蒲田1丁目付近にある京浜急行空港線の踏切で、交差する国道15号を走行してきた大型トレーラーが、すでに作動していた遮断機を押し退けて踏切内に進入。直後に通過してきた下り急行列車(印旛日本医大発/羽田空港行き、都営地下鉄所属8両編成)が衝突した。

トレーラーは約30m押し出されて大破。運転していた44歳の男性が胸部打撲などの軽傷を負った。列車の乗客乗員にケガは無かったが、横転したトレーラーが線路を塞ぐ状態となり、同線は上下線とも最終列車まで運休している。国道15号も列車が塞ぐ状態となり、翌朝まで不通となった。

警察では過失往来危険容疑で男性から事情を聞いているが、調べに対しては「踏切の遮断機が下りていることに気づいたのは直前になってからだった」、「ブレーキは掛けたが止まれなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る