伊藤忠、メキシコ湾で油ガス田の権益を取得

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伊藤忠、メキシコ湾で油ガス田の権益を取得
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伊藤忠商事は、100%出資子会社のシエコ・エナジー・ユー・エス・リミテッドが、米国独立系石油・ガス開発会社であるキャロン・ペトロリアム・オペレーティング・カンパニー社が100%の権益を保有する、エントラーダ油ガス田の50%の権益を取得する契約を締結したと発表した。

この契約は、今後必要な承認取得などの条件充足を条件に2008年1月1日付けで発効する。取得価格は、権益譲渡時に支払う1億5500万米ドル及び目標生産量達成ベースで支払うボーナスとなっている。

エントラーダ油ガス田は、ルイジアナ州沖合約260km、水深1400m以上の大水深海域で2000年に掘削された試掘井により発見され、現在、2009年第1四半期の生産開始を目指した作業を行っている。今夏から開発井を掘削する予定で、生産開始前に発生する開発費は約3億米ドルとなる見通し。

生産される原油、ガスは、海底面に設置された生産設備から海底パイプラインにより約6km離れたマグノリア油田のプラットフォーム(マグノリアTLP)に運ばれ、同プラットフォームで処理後、既存のパイプラインを通して陸上まで輸送される予定。マグノリアTLPの操業者とは、すでに、生産物処理にかかる委託契約を締結している。

エントラーダ油ガス田の埋蔵量は、確認埋蔵量で、原油換算約3900万バレルで、2009年中には、生産量は原油換算で日産約2万8000バレルに達する見込み。

《レスポンス編集部》

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