警察車両23台とカーチェイス、2人を逮捕

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1月下旬、岐阜県瑞穂市内の国道21号で信号無視を行った乗用車が逃走。その後、警察車両23台とカーチェイスを繰り広げた事件について、岐阜県警は12日、このクルマを運転していた25歳の暴力団員の男と、同乗していた17歳の少年を公務執行妨害容疑で逮捕した。

岐阜県警・大垣署によると、事件が起きたのは今年1月30日の午後1時20分ごろ。瑞穂市稲里町付近の国道21号をパトロールしていた白バイ隊員が信号無視を行って進行する乗用車を発見。ただちに停止するように命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

乗用車は強制抑止を試みた白バイに追突し、転倒を誘発するなどしたため、警察では車両23台を出してこのクルマを追跡した。クルマはカーチェイスを繰り広げながら逃走。逃走中に一般車両3台と衝突、最終的には大垣市藤江町付近の国道258号で中央分離帯に激突したことでクルマは大破し、立ち往生した。

クルマに乗っていた25歳の暴力団員の男と、17歳の少年は事故で骨折などの重傷を負ったが、取り調べに支障のない状態まで回復したとして、12日に公務執行妨害容疑で逮捕した。道路交通法違反(信号無視)などの容疑についても事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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