トヨタファイナンスは18日、タクシー向けに非接触型ICによる小額決済サービスを導入すると発表した。同社が推進する「QUICPay」(クイックペイ)と、三井住友カードなどが推進する「iD」が利用できる共用読み取り端末を搭載する。
3月17日から、東京都の日の丸交通グループのタクシー約1000台に共用読み取り端末を搭載しサービスを開始する。矢崎総業が共用端末を開発した。
タクシーでの小額決済サービスはiDや「Edy」はすでに導入実績がある。複数のサービスが使える共用読み取り端末でのサービス導入は国内初となる。
現金不要の同サービスはユーザーニーズが高く、防犯上の効果も高いことから、共用読み取り端末によるサービス拡大を順次図っていく方針だ。