ジャパンエナジーは、7月1日を目途に、石油製品販売子会社13社とそれらの管理間接業務を担う子会社1社の合計14社を統合すると発表した。
同社はこれまで、販売力とコスト競争力の強化を目的に、販売子会社の地域別再編成を進めてきた。しかし、価格高騰による需要の減少などで、国内石油製品の需要減退しており、今後JOMOステーションなどの給油所を取り巻く経営環境はますます厳しくなる見通し。
こうした状況から、販売競争に勝ち残っていくためには一層の効率的な販売体制の構築が不可欠と判断、販売子会社を1社に統合する。
統合する新会社は「JOMOネットジャパン(仮称)」で資本金は1億円。年間販売量155万キロリットルで、運営するSS数は約500か所、従業員約1600人の大規模石油製品販売会社となる。
統合するのはJOMOネット札幌、JOMOネット東北、JOMOネット北関東、キョウビシ、JOMOネット東東京、JOMOネット西東京、アジア商事、JOMOネット南関東、石川オイル、JOMOネット東海、JOMOネット関西、JOMOネット山陽、JOMOネット九州の販売会社13社とJOMOネットアウトソーシング。