ひき逃げの身代わり出頭させる 男を逮捕

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島根県警は16日、今月10日に島根県出雲市内の市道で軽傷ひき逃げ事故を起こした24歳の男をひき逃げ容疑で逮捕するとともに、当初この男の身代わりとなって警察へ出頭した40歳の男も犯人隠避の容疑で逮捕した。

島根県警・出雲署によると、問題の事故は10日の午後9時35分ごろ発生した。出雲市今市町付近の市道交差点で、27歳男性が運転するワゴン車と、赤信号を無視して進行してきた乗用車が出会い頭に衝突した。双方のクルマは小破。ワゴン車を運転していた男性が右腕を打撲する軽傷を負った。

信号無視を行ったクルマを運転していた男は、現場にクルマを放置して徒歩で逃走。警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、翌11日に40歳の男が「自分がやった」と出頭していた。

しかし、男の供述内容には曖昧な点もあり、クルマの名義人とも異なっていた点なども含めて追及したところ、身代わりを依頼されていたことを認めた。警察ではクルマを所有する24歳の男が容疑に関与したものと判断。16日までに自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕。最初に出頭した男も犯人隠避容疑で逮捕した。

調べに対し、クルマを運転していたとされる男は容疑を否認しているという。警察では犯人隠避教唆についても調べを行う方針だ。

《石田真一》

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