【新聞ウォッチ】国際特許出願…世界一は松下、トヨタ6位に浮上

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年2月22日付

●アウディ、新型クーペ(読売・8面)

●原油高止まらず NY原油101ドル最高値(読売・9面)

●「一般財源化」審議入り(読売・9面)

●F1もルマンも「エコ」環境ブーム加速、新技術、市販車に応用(読売・11面)

●インディカーと「チャンプ」統合へ(読売・23面)

●国際特許出願数、松下がトップに、企業別、日本勢で初(朝日・13面)

●マイクロソフト、ウィンドウズの情報公開、経営戦略を大転換(毎日・1面)

●auも家族間無料に、ソフトバンクに対抗(毎日・1面)

●たった3部で1億円、報告書作成費に 特定財源ムダ遣い 内容もネット引用(毎日・28面)

●渋滞解消ITで後押し、経産省省エネ車開発も(日経・5面)

●国内販売マイナス計画、次期中計 店舗削減で黒字化 三菱自(日経・9面)

●スズキ、輸出車積み出し、インドに専用港(日経・9面)

●「環境に配慮」トヨタ、11年連続首位、企業イメージ本社調査 ハイブリッド車評価(日経・13面)

●電池寿命4倍、走行実験で実証、古河電池など自動車用(日経・15面)

ひとくちコメント

2007年の特許国際出願件数で、松下電器産業が2100件を出願し、日本企業で初めてトップに立ったという。世界知的所有権機関が発表したもので、きょうの日経などが取り上げている。

01年から首位を守ってきたオランダのフィリップスは2位に後退。3位は前年と同様のドイツのシーメンスだった。日本勢では松下のほかトヨタ自動車も前年の8位から6位に浮上したのをはじめ、上位20社中には、14位の富士通、15位のシャープ、16位のNEC、18位のパイオニアと6社にのぼっている。

一方で、日経が実施した「企業イメージ調査」によると、「地球環境に配慮している」と考える企業のトップに11年連続でトヨタ自動車が選ばれた。「ハイブリッドカーなど環境への負荷を抑えた車を開発・生産していることが評価された」(日経)という。トヨタでは2010年までにプラグインハイブリッドカーの実用化を目指すなど、新技術の開発力向上は待ったなしである。

《福田俊之》

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