丸紅、ロシアのガスプロム子会社と排出権取引を実施へ

エコカー 燃費

丸紅は、ガスプロム・マーケティング・アンド・トレーディング社(ガスプロムM&T)と京都議定書に定める排出権取引の基本契約書を1月に締結、2月上旬に京都議定書に定める排出権の先渡購入契約を締結したと発表した。

ガスプロムM&Tは、ロシアのガスプロム社のグループ企業でトレーディング業を展開している。

排出権の受渡は今年12月に行われる予定で、日本企業として初めて、ロシアのガスプロム・グループとの京都議定書に定める排出権の取引を実施する。

また、丸紅は、ガスプロムM&Tを含むガスプロム・グループとの間で、温暖化効果ガス削減事業や省エネルギー活動などの共同実施について協議することでも合意した。

京都議定書での第1約束期間が今年から始まり、地球温暖化問題への関心が高まる中、排出権の活用による環境対応を検討する企業が日本でも増加している。

丸紅は、海外での温室効果ガス削減プロジェクトに参画し、京都議定書に定める排出権を獲得し、国内の需要家向けに販売してきた。今後、温暖化効果ガス削減義務を負うロシア、またその最大企業であるガスプロム・グループとの間で積極的に削減活動を展開することで、地球温暖化防止に貢献するとともに、調達先を多様化し、国内での排出権需要に柔軟に対応していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る