デンソー、中国にバスエアコン製造合弁会社を設立

自動車 ビジネス 企業動向

デンソーは子会社のGACとともに、中国の江蘇省にある杰信空調とバスエアコンを生産する合弁会社を設立することで合意したと発表した。

今年3月に、杰信空調とデンソーグループがそれぞれ50%づつを出資して、新会社「揚州杰信電装空調有限公司(仮称)」を設立する。

中国全域で幹線道路や高速道路網の拡充が進んでおり、都市間を結ぶ高速バスや観光バスの需要拡大も予想される。都市間高速バスや観光バスはバスエアコンの装着率が高く、新会社は、バスを主に生産する中国国内のバスメーカ向けにエアコンを供給する。

新会社の資本金は180米ドル(約2億円)で、杰信空調が50%、デンソーの中国統括会社が30%、GACが20%出資する。従業員は2010年に約150人で、売上げ目標は2010年に約50億円を目指す。

新会社は、杰信空調が持つ工場と設備を活用してバスエアコンの生産を2008年3月から開始する。

デンソーは、2000年から中国山東省烟台市でバスエアコンを生産しており、新会社は中国でバスエアコンを生産する拠点として2社目となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る