立体駐車場に点検の作業員が挟まれ死亡

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23日午前、愛知県名古屋市中村区内にある立体駐車場で、設備の点検作業を行っていた男性が降下してきた自動車運搬用エレベーターと床との間に挟まれて死亡した。点検作業の実施を忘れていた駐車場係員が誤って作動させたことが原因とみられる。

愛知県警・中村署によると、事故が起きたのは23日の午前10時50分ごろ。名古屋市中村区名駅3丁目付近ある17階建てのビル型立体駐車場で、ビルメンテナンス会社の49歳男性社員が自動車運搬用エレベーターの点検を行っていたところ、突然降下してきたエレベーターと床との間に挟まれた。

男性は上半身を強打。近くの病院に収容されたが間もなく死亡した。エレベーターは駐車場スタッフとして勤務する51歳の男性が操作したことで作動しており、警察ではこの男性から業務上過失致死容疑で事情を聞いている。

現場はJR名古屋駅近く。当時は死亡した男性を含め、2人が機器のメンテナンスを行っていた。駐車場スタッフの男性は点検作業が行われていることを忘れていた、もしくは知らなかったとみられている。

《石田真一》

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