【ボルボ XC70 解説】快適性とマルチユースさを融合

自動車 ニューモデル 新型車
【ボルボ XC70 解説】快適性とマルチユースさを融合
【ボルボ XC70 解説】快適性とマルチユースさを融合 全 9 枚 拡大写真
『V70』譲りの優れたバーサティリティ(利便性)も新型ボルボ『XC70』で見逃せないポイントだ。リモコン操作でも開閉可能な電動開閉式のテールゲートの採用をはじめ、新たに後席を40:20:40の3分割可倒式とすることで、より柔軟性を高めたシートアレンジ、施錠可能なカーゴフロアなどはステーションワゴンのトップブランドたるボルボならでは。

さらに、荷室内に設けられたカーゴフィックスレール(4つの可倒式スライディングフック)とリヤサイドガラス下部の4つのアタッチメントからなるカーゴマネージメントシステムは、さまざまな用途に応じて用意されたホルダーとの組み合わせで、キャンプ用品やMTBなどの確実な積載を可能に。アウトドアユースに対する懐の深さは、紛れもないクロスカントリーモデルのそれである。

居住性も申し分ない。それもそのはずでXC70のベース、V70は先のフルモデルチェンジでプラットフォーム(自動車の土台)をボルボの最高峰モデルである『S80』と共用。つまりXC70も車格は1ランク以上アップしているのだ。

必然的にボディサイズは大きくなり、先代から全長にして80mmの延長は室内にもゆとりをもたらし、後席のレッグスペースは先代比で+48mmの拡大。荷室も定員乗車状態で長さで+12mm、容量は+60リットルの575リットルという大容量を達成。とりわけ後席で感じる居心地のよさは、入念な仕立てが施されたインテリアとも相まって、プレステージカーそのものといった雰囲気だ。

さらに、「あまりに自然で気が付かれないかもしれませんが……、空調も徹底的に追求し、緻密な制御技術によって前後席に乗られるすべてのパッセンジャーにつねに快適さを感じられる温度調節を行なっているのです」(ボルボ・カーズ・ジャパン マーケティング部 岡田勝也氏)。ワイルドなイメージとは対照的に、新型XC70の細部に渡る快適性へのこだわりは並のレベルでは収まらない。

 注目の新車は、今いくら? ユーザーアシスタンス
新車見積りのトップページはこちらから
新車見積りトップページのURLをメールで送る。

《戸塚正人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る