仮眠中に雪が積もる? 男性が車内で一酸化炭素中毒死

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24日夕方、北海道豊浦町内の道道で、除雪作業員が吹きだまりに突っ込んだ乗用車を発見した。運転席には男性が意識不明の状態で倒れており、近くの病院に収容されたが、間もなく死亡が確認された。一酸化炭素中毒が原因とみられる。

北海道警・伊達署によると、警察が事件発生を認知したのは24日の午後6時20分ごろ。豊浦町新富付近の道道で除雪を行っていた作業員が、吹きだまりの中に突っ込んだまま立ち往生している乗用車を発見した。

運転席には男性が意識を失った状態で倒れており、近くの病院に収容されたものの、間もなく死亡が確認された。死亡したのは蘭越町内に在住する28歳の男性で、死因は一酸化炭素中毒によるものと推測されている。

クルマは深さ約3mの雪に埋もれた状態だったが、この雪は前日からの大雪と、強風によって形成されたとみられている。男性はシートを倒し、仮眠を取っているような状態だった。警察ではエンジンを掛けたまま仮眠している最中に雪が積もり、排気管を塞いだことで排ガスが車室内に流れ込んだものとみている。

《石田真一》

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